『両手いっぱいに芋の花を』おもしろかった!

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全実績解除まで。プレイ時間は20時間くらい。

 

拠点画面。思い思いに過ごすちびキャラたちがかわいい。

 

ストーリー

大災害により汚染が広がり荒廃した世界。土壌汚染により食料生産能力が低下し、人類は緩やかに衰退していた。主人公たち調査隊は、錬金術師が残したという汚染された土壌でも育つ芋の種子を求めて、魔物の住み着くダンジョンに挑むのであった。

世界観はしっかりしており、アイテムのフレーバーテキストもおもしろい。調査団のリーダーがかわいい。

 

リーダーは近づくと手を振ってくれる。かわいい。

 

パーティー編成

パーティーは3人。隊列の概念があるので、前衛キャラと後衛キャラを組み合わせてパーティを構成することになる。クラスは8種類あるので、バランスを取るとか攻撃に特化するとか色々試せそう。キャラクター自体は8人まで登録できる。

武器は剣、槍、斧、槍はそれぞれ片手武器、両手武器の区別があり、弓と杖は両手武器のみっぽい。片手武器の場合、もう片手に盾が持てる。盾を持つと防御力が上がるけれど、両手武器の方が総じて威力が高い。

キャラクターの成長はレベル制。敵とのレベル差で経験値が増減するので、レベル上げが必要になるシーンはあまり無い。レベルが上がるとスキルポイントがもらえて、アクティブ/パッシブスキルの習得ができる。

 

戦闘

戦闘はシンボルエンカウントで、敵シンボルは動かない。シンボルごと敵構成も固定なので、計画的に戦闘を挑むことができる。戦闘に用いるリソースは体力(HP)、スタミナ、精神力(MP)で、スタミナは通常攻撃を含む多くの行動で消費する。精神力はスキルの使用で消費する。このうち体力とスタミナは戦闘ごとに回復する。精神力の回復手段はないので、ある程度温存する必要がある。

 

ダンジョン攻略

ダンジョンは固定マップで、少し進めるごとにショートカットが開通できる。そのため、ザコ敵を蹴散らすパーティでボス部屋までの通路を作り、パーティを組み直してボスに挑むといったこともできる。ストーリーを通じて、あまり連戦を強いられるシーンはないので、ショートカットを開通しては拠点に戻る、というプレイスタイルを取る場合、精神力の消費もあまり気にならない。

 

感想

ゲームの難易度はそれほど高くなく、サクサク進められた。パーティー構成やキャラクターの育成方針、戦闘中の駆け引きなどを考えるのは楽しいが、おそらく攻略方法は何通りもあるので、好みのパーティーで攻略ができる。僕の場合、序盤はナイト・クレリック・レンジャーで進めていたが、途中で火力が欲しくなってナイト・ウィザード・ウィザードに切り替えた。他にもローグを入れていたときなどもあった。

ナイトは守備性能に特化したスキルセットで、口上や庇護で味方の盾となる役割。その後ろからウィザード2人が魔法でガンガン攻撃するという構成。精神力の消耗が激しいので連戦には向かないけれど、火力が高いので爽快感は高め。

中終盤は寄り道ボスなども多く、探索も楽しい。実績のコンプリートは難しくなく、ダンジョン内のアイテムは全部取る系のプレイスタイルなら取りこぼすことはないと思う。実績解除条件はどれもオープンだし。

 

実績コンプ難易度は低め。

 

カジュアルめなRPGを楽しみたい人におすすめ。

君だけのパーティで両手いっぱいに芋の花を咲かそう。